男性の更年期障害の特徴について
男性の更年期障害を発症し悩んでいる方は年々増え続けていますが、男性の更年期障害は症状が一つではなく、様々な症状を合併していることが多いため自分でも更年期障害であることに気がつかないことも少なくありません。
男性の更年期障害の特徴
男性の更年期障害は医師でも正しく判断することが難しい場合もあります。と言うのも、症状が日によって違ったりするので、的確に判断することが難しいのです。
例えば、今日は頭痛や全身の倦怠感があったかと思えば、別の日は気分の落ち込みや抑うつなど精神的な症状が出たりします。
また、これらの症状が合併することもあるので、本人ですらどこまでが更年期障害の症状なのか分からないのです。
そのため更年期障害である場合様々な症状が合併していることにより一つの病院では判断できずいくつかの病院を渡り歩く患者が非常に多いのです。
医師でも判断が難しい?
男性の更年期障害の患者数の増加に伴い、医師の間でもある程度認知されてきてはいますが、十分な知識を持った医師でない場合もあります。
男性の更年期障害の症状が心と身体の両方に出ることもよくあります。
例えば頭痛が治まらない場合に通常であればかかりつけの医師に相談すると思いますが、頭痛以外の症状はかかりつけの医師では判断できない場合もあります。
このような場合は精神科や心療内科を受診すれば良いのですが、最初はなかなかその判断が難しいのです。
更年期障害は男性ホルモンである「テストステロン」の血中濃度を測る検査をすると男性の更年期障害であるかどうかを判断することができるのですが、多くの場合問診で対応しているので判断が遅くなる傾向にあります。
管理人の体験談
私の場合は最初は頭痛から始まりました。
仕事でのストレスが溜まり運動など一切せず食生活もバラバラでとても健康的な生活とは言えない状況でした。
毎日頭が重い状態が続き、次第に倦怠感も出るようになりました。これまでは割となんでも積極的に取り組むタイプで、自分の意見もどんどん言えるタイプだったのですが、それすらも面倒になりできるだけ動かずに済むようなタイプへと変わってしまったのです。
その後気分の落ち込みが激しくなり朝起き上がることもできず、常に不安で緊張することが多くなりよくうつ状態になりました。
また性欲も極端に減退し身体の全てのバランスがおかしくなったため、かかりつけの医師に紹介された心療内科を受診したところ「男性の更年期障害」であることを告げられたのです。
男性の更年期障害は早い段階で治療を始めれば、比較的軽症で症状の進行を抑えることができます。もし、男性の更年期障害の症状が出ているようであれば、一度心療内科や精神科、メンタルクリニックを早めに受診して下さい。
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カテゴリー:男性更年期障害の基礎知識