男性の更年期障害と動悸の関係性
私は更年期障害と診断される前から動悸が症状として出るようになりました。最初は少し動悸や息切れがする程度だったのですが、放置していたためどんどん酷くなってきました。
そこで、通院している心療内科の医師に相談したところ、この動悸も男性の更年期障害の症状の一つであると言われたのです。
男性の更年期障害における動悸
男性の更年期障害を発症すると、急に動悸や頻脈が起こることがあります。自分の中では何ともない程度に身体を動かしているだけですぐに息が切れてしまったり、酸素を吸っても二酸化炭素を吐けなくなる過呼吸になることもあります。
これらは心臓や呼吸器系で診察を受けても特に異常が無いと言われる場合が多く、一般的には更年期障害の症状の一つと言われることが多いでしょう。
私の場合は、少し歩いたり階段を上ったりするだけで息切れがし、呼吸を整えようと思って深呼吸をしようとしてもなかなか上手く空気が吸えないなどの症状があり、とても息苦しくなることがありました。
そこで、心療内科の医師に相談したところ、「おそらく男性の更年期障害の症状です」と言われたのですが、念のため心臓と呼吸器系の病院の紹介状を書いてもらい検査を受けました。
しかし、結果は異常なし。特に24時間心電図を行ったのですが、異常はなかったのでやはり男性の更年期障害による動悸、息切れであると診断されました。
動悸や息切れを感じるタイミングを考えてみた時、私の場合はストレスが溜まっていることが多く、そのストレスを受け続けている期間は特に症状が重かったように感じています。
男性の更年期障害における動悸の治療について
男性の更年期障害の治療で最も多く行われるのは薬物療法です。精神安定剤などの薬を服用することで心を落ち着かせることが大切です。また、全体的に気持ちを落ち着かせるために、精神安定作用を有する漢方薬を処方することもあります。
私の場合は精神安定剤を服用した結果、徐々に動悸の症状は治まっていきました。しかし、薬を勝手にやめてしまうと再び動悸の症状が出てしまうので、薬は医師の指示に従って徐々に減らしていきました。
薬による治療以外には、ストレスなどを発散するために軽く運動をするのも良いですね。運動と言っても激しいものではなく、1日30分程度のウォーキングで十分です。
少し歩いてみるだけでも気分が変わるので、ストレスからくる動悸を抑えることができるようになります。
また、毎日忙しく動いているとどうしても休むことを忘れがちですが、疲れを感じると動悸や頻脈は出やすくなるので、しっかりと休息をとったり、リフレッシュすることが大切ですね。
動悸や頻脈が怒ってしまったときの対処法としては、慌てずに深く、ゆっくり深呼吸をして気持ちを落ち着かせるのが効果的です。
男性の更年期障害における動悸、頻脈は日頃の生活習慣を見直し薬物療法を取入れることで徐々に症状が治まるので、慌てずじっくりと対処していきましょう。
カテゴリー:男性の更年期障害の症状